
お客様の健康なくらしを
一人の生活者として考え続ける
プラットフォームハウス推進部
予防・医住連携推進グループ
現在の仕事内容
私が所属する予防・医住連携推進グループでは、さまざまなデータから住まい手の健康状態を見守り、運動や食事などのアドバイスをすることで日々の健康をアシストするサービスを構築するため、企画、技術開発、検証等を行っています。
長期的なプロジェクトですぐに具体化することは難しいですが、最終的な商品化に向けて道筋を立て、ロードマップを明らかにしながら仮説検証をくり返し進めています。グループのメンバーは、総合住宅研究所出身の人が中心ですが、住宅、医療介護、理学療法など専門はさまざまです。住環境や予防医学など互いの知識や経験を組み合わせ、さらに新たな知識を得ながら、住宅ならではの健康サービスの実現を目指しています。現在、基本は在宅勤務ですが、定期的なグループミーティングやディスカッション、大阪勤務メンバーとの情報共有会など、コミュニケーションの場も多く、上長とも週1で1on1を行っています。

やりがいを感じる瞬間
家族の健康と自分のこれからの健康を願う一人の生活者として、どんなものがあれば本当に満足できるのか、自分事として考え、提案できることです。また、長いスパンの技術開発だからこそ、一つ一つのテーマをメンバーや関係者と議論し、合意形成を図り、次のステップに進むことができたときにもやりがいを感じます。
自分らしい働き方
2013年と2017年に産休・育休を取得し、現在は時短勤務中です。時短勤務は1日最大2時間、15分単位、曜日毎に設定可能で、小学校3年の3月まで続けることができます。在宅勤務で通勤時間が削減できたのでフルタイムで働ける日もありますし、前日申請可能なスライド勤務も活用しながら、臨機応変に時間を調整しています。
2回の産休・育休の間も、上長とは定期的に面談があり、社内の情報も共有されていたので、会社との一体感は保てており、職場復帰もスムーズにできました。産休・育休中の従業員を対象にした社内SNSも、育児の不安を解消したり、キャリアアップへの意識を持ち続けることに役立ちました。

心がけていること
もともと何でも素直に受け入れてしまう性格でしたが、今は、人の意見ややり方をすべて鵜呑みにするのではなく、本当にそうなのかなと考えるようにしています。一度立ち止まって考えることで理解がさらに深まったり、自分とは異なる視点に気づくこともあると思います。
また、時短勤務で働ける時間が限られているので、疑問に思うことやモヤっとすることがあれば一人で抱えず、周りに共有して早めに解決するようにしています。短い時間でモヤっとを解決できるよう、議論のたたきとなる資料は自分の意見の整理も兼ねてなるべく早く作るよう心がけています。
積水ハウスの魅力
仕事を進める中で、「どうすればお客様に喜んでいただけるか?」「どういう暮らしがお客様にとって心地良いか?」という言葉が頻繁に出てきます。メンバーにとっても、単に結果を出すことが目的ではなく、その結果がどうお客様の暮らしを良いものにできるのか、それが研究開発の原点であり、その意識は積水ハウス内でも広く浸透していると思います。そして、このプラットフォームハウス構想のように住まい手の人生に寄り添っていく、未来に向けた技術開発に挑戦することができるのも、豊富なリソースのある積水ハウスだからこそだと思います。
産休・育休を経て活躍している社員も多く、男性社員に対しても1ヶ月以上の育児休業完全取得を推進しており、部署内にも男性育児休業を取得するメンバーがいます。お客様の幸せや健康を作りだすために、まず私たちが幸せな未来を想像できなければならないと思いますが、積水ハウスにはそれを手助けしてくれる多様な制度があります。
※所属・内容は取材当時のものです。