カスタマーズサービス

前職:営業(システム会社)

より深くお客様に関われると信じられた。

積水ハウスが大手企業だという点に魅力を感じたことは否定しませんが、私にとって入社の決め手になったのは、「私の思いがかなえられる会社かどうか」でした。2度目の転職に際し、私の希望は、「直接、お客様に接し、喜んでもらえる仕事をする」ことでした。そういった仕事をすることができる会社かどうか、が私にとって、最も重要なポイントだったのです。
積水ハウスの面接を受けたあと、「自分がやりたいこと=お客様と直接対話し、対応していく仕事」に、どこよりも近い印象を受けました。実は、ハウスメーカーに関する知識はゼロという全くの素人でした。でも、お客様に接する仕事への思いだけは他の誰よりも強いと自負していました。
それが面接で、自信をもって自分を語れる支えだったように思います。

訪問先では、迅速で適切なメンテナンスを。

私が担当しているエリアには、積水ハウスで建てられた戸建て住宅が約1500棟あります。私の仕事は主に2つ。(1)お引き渡し後の定期点検と、(2)お客様からの連絡による不具合などへの対応です。私たちはお引き渡し後の、「メンテナンス窓口」という役割を担っています。私一人で、あるいは先輩社員とペアになって、毎日、数組のお客様宅に伺いますが、担当軒数が多いだけに現場での仕事内容は千差万別。いずれもメンテナンスやアフターサービスの仕事で、ドアの動きが悪いとか、壁のクロスがはがれたといった比較的軽微なものから、設備機器の不具合のような大がかりなものまで、実にさまざまです。
自分で対応できるものは、その場で修理しますが、中にはメーカーや協力業者に連絡すべきものもあり、適宜、判断をして対応します。迅速な手配を通じて、お客様に安心をお届けしています。私はまだ経験が浅いので、現場の仕事から学ぶことは多く、研修も受けながら、スキルアップを図っています。

仕事中の様子

忘れられない最初の失敗を糧にスキルアップ。

入社してから、いろいろなことがありました。住まいづくりや家のメンテナンスという点では素人だったので、正直、失敗も多々ありました。でも、何度も通うことから親しく声をかけてくださるお客様もできて、そういうことが何より嬉しい。例えば、先輩と二人で伺ったあるお宅での出来事。本来の業務が思ったより早く終わったので、お客様がご自身で取り付けるつもりで購入されていた棚を設置するお手伝いをしました。簡単に完了したのですが、こちらが驚くほど喜んでくださいました。お客様の嬉しそうなご様子に、私たちも胸が熱くなったことが忘れられません。
もちろん、何でも初めから上手くいったわけではありません。最初に一人で伺った現場のこと。簡単なドアノブの不具合なのに、何もできず、「この件、預からせてください」と事務所に帰ってきたこともあります。非常に悔しかったので、同じことは繰り返したくないという思いで、日々仕事を行っています。また、上司からのフォローやアドバイスもありますので、スキルアップやできることの幅が日々広がっていることも実感できています。

職場環境の良さから仕事にも余裕が生まれる。

前職と現職とでは、仕事の内容は異なりますが、「お客様のお宅に伺って、そのご希望をかなえる仕事」という意味では共通しています。ただ、積水ハウスに入社して以来、私は「お客様の満足」について、以前よりもっと深く考えるようになりました。お客様の満足を高めるためには、一連の迅速な対応が必須。それを実現するための社内体制はしっかりしていますし、お客様の満足をいつも中心に考え、仕事に取り組めることを心強く感じています。例えば、お客様が言葉で望まれた以上のことにも目配りをし、対応する。現場で別の不具合などを新たに発見したら、すぐにお客様に伺った上で、対処のご提案をする。こうした社員の姿勢は、大手ハウスメーカーとして積水ハウスが備える「誠実さ」を体現していると思います。積水ハウスに入社以来、前職に比べて休日が多いことやその他の待遇も含め、気持ち良く働ける職場環境が整っていると感じています。個人的には、そこから生まれる余裕が、積水ハウスらしい、お客様への気配りにつながるのではないかと思います。

仕事中の様子

少しでも早く、みんなに信頼される存在になりたい。

今後の目標は、「信頼される存在になること」。入社以来、まわりの方々に頼ることが多いのは事実ですが、近い将来には「この人に任せれば大丈夫。この人に相談すれば解決する」と頼られる人財に成長することを目指しています。そのために、現在はできるだけ多くのことを経験し、お客様と顔を合わせてコミュニケーションをとり、お客様の満足度を上げていくことから始まると考えています。それによって、お客様だけでなく、職場の皆さんや関係者の方々といった、この仕事に関わるすべての人々の力になれるように頑張りたいと思います。

仕事中の様子